藪医者の「藪」って・・・


日本葬祭アカデミーの葬祭カウンセラー養成講座にいってきました。

準備のお手伝いもしているので、半分スタッフみたいなものです。相続や遺言にかかわる仕事をしていますので、気持ちの整理や思いの部分をどう一緒に考えていけるかということもあって、お葬式・お墓に関する知識も欲しいな~ という程度の気持ちで参加したのですが、

初日から面白くて面白くて、初めて見るもの聞くことばかりで頭が活性化しました。


さて、「藪医者」の話です。昔から、「あそこは藪だからやめた方がいいよ」なんて言いますよね。

でも、「藪」ってどういう意味なんでしょうか。


昔、死者の埋葬方法が現在の様式になる前の話です。

お金持ちの貴族以外は、人が死んでもお経をあげてもらって、お墓を作って弔うことができませんでした。そこで、遺体をどうしたかと言うと、竹藪や、洞穴などに捨てに行っていたんですね。野ざらしです。そんなことが当たり前に行われていたそうです。

そこから、下手な医者にかかると死んで藪に捨てられる ということで「藪医者」という言葉ができたと、講師の二村先生が話していました。


へ~!って感じですよね。


そんな日本の習慣から最新の葬儀事情まで、2日にわたるセミナーです。明日の二日目は実際に斎場を見学します。

明日も濃い一日になりそうです。


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