駐車を「確く」禁止
「かたく」禁止致します と読むのでしょうか?
「かたく」禁止致します。だったらよく見かけますが、「確」の字をあてているのは
初めて見ました。
日本語ってホントバリエーションが豊富です。
「合意」と「同意」ってどう使い分けてますか?
旺文社の国語辞典によると
「合意」は互いの意思が一致すること
「同意は」他人の意見に賛成すること
とあります。
そういえば、「合意書」は2通つくって双方が保管しますが、「同意書」は一方的に
取り付けるイメージがあります。
こういった使い分けは、特に勉強したというわけではなく日常的に見るもの・聞くもの・読むもの
ふれる事柄から自然に身についていったのだと思います。
同じ年頃の人とばかり話していると、あまり感じませんが、3つ以上年上、3つ以上年下の人と
話をしていると、「使用する日本語の層が違う」と感じることがあります。特に年下の人が顕著です。
なんというか、言葉自体があまり情報を持たずにその場限りで消費されてしまう感覚、とでも言いましょうか。
「すげー」とか「ヤバい」とか、その辺です。
つい最近聞いたおもしろい言葉をご紹介します。
『とんでもございませんでした』
とんでもございませんという表現自体が間違っているのですが、すでに市民権を得ている感があるのでそこは
大目に見るとして、「でした」という過去形が合体しています。
それから、
『お手数ですが、かけ直し致します』
さて、こちらからかけ直すべきか、かかってくるのを待つべきか、とても悩みました。
結局電話がかかってきたので、どうやらお手数をおかけしたようです。
相手がネイティブ日本人であっても、コミュニケーション上油断できない時代になってきましたよ。